毎年2月17日から20日まで開催され、八戸地方に春を呼ぶ郷土芸能「八戸えんぶり」。「えんぶり」という名前は、田畑をならす農具「えぶり」に由来するといわれており、馬の頭をかたどった烏帽子(えぼし)をかぶった太夫が、種まきから稲刈りまでの一連の稲作の流れを舞で表現します。また、えんぶり摺りの合間に行われる、子どもたちの愛らしい祝福芸が観客を楽しませてくれます。
　厳かな雰囲気を感じさせる「奉納摺り」、三十数組のえんぶり組が一斉に舞う「一斉摺り」、屋敷のだんな様気分で堪能できる「お庭えんぶり」など、期間中にはさまざまなえんぶり行事が行われます。
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